日本にはさまざまな種類の「お祝い」があります。
「知っ得!日本のお祝い」ではそんな日本のお祝いについて解説します。
お祝い向けのプレゼント選びで悩んだ方はこちらをご覧ください。
日本では昔からあるお祝い事が、今でもしっかりと根付いています。家族の安全と幸福、そして繁栄を願う気持ちはとても大切なもの。これまで体験したことのあるお祝いを振り返りながら、もう一度その意味を知ってみましょう。
- 1月
- 正月
昨年が無事に終わり、新しい年が迎えられたことを祝う日です。暦の上では1月1日を「元旦」とし、3日までを「三が日」と呼んでいます。通常は三が日までが正月の期間ですが、地域によっては7日までを正月としています。この期間、人々は親戚や友人達に新年の挨拶をし、一緒に食事をしたり遊ぶなどしてお祝いします。また、この時期はおせちやお雑煮などを食べて、一年の無事と繁栄を祈ります。そのほか、新年の無事を祈りに初詣へ出かけたり、子どもや孫にお年玉をあげる風習があります。 - 成人式
その年度中に成人した人々(20歳を迎える人々)のお祝いをする式です。日本では昔から成人したことを祝う儀式が行われており、現在でも各自治体が市民会館を利用するなどして、その都市に住む新成人たちを激励し、祝福します。ほとんどの成人式は、1月の第二月曜日にある「成人の日」か、それに近い日にちに行われます。新成人たちは振袖や紋付袴を身に付け、この日を境に「社会人として生きていく」決意することが望ましいでしょう。 - 2月
- 節分
2月3日(暦でいう立春)に行う年中行事です。この日は鬼のお面をつけた「鬼役」の人に豆をぶつける、「豆まき」をします。これは家にひそむ鬼(邪気)を追い払い、一年の無病息災を祈る意味があります。 - 3月
- 桃の節句(ひな祭り)
3月3日に行う、女の子の成長を祝い、今後の無事を祈るための行事です。この日は家にひな人形と桃の花を飾ってお祝いします。また、ひなあられや甘酒、ちらし寿司などお祝いの食事もよく食べられます。 - 卒業シーズン
3月は年度でいうところの最後の月にあたります。そのため、学校の卒業式はこの時期に行われることがほとんどです。ご家族や親戚で学校を卒業された人がいる場合、無事卒業できたことを祝ってあげましょう。 - 4月
- 入学・就職シーズン
3月とは逆に、年度の内最初の月となる4月。入学式・入社式の多いシーズンです。新しい場所に立ち、これから頑張ろうとする姿をお祝いしましょう。親しい間柄であれば、お祝いの品やお祝い金を贈ります。あまり親しい間柄ではなくても、メッセージカードなどを贈ると喜ばれます。 - 5月
- 端午の節句(こどもの日)
ひな祭りとは逆に、男の子の成長を祝うとともに無病息災を祈る日です。この日は家の屋根に鯉のぼりをかかげ、鎧兜の置物を飾って男の子が健やかに育つようお祈りします。また、菖蒲湯と呼ばれるお風呂に入って、邪気を払います。このほか、縁起物として柏餅やちまきがよく食べられます。 - 母の日
5月の第二日曜日は母の日。自分を生んだ母の日頃の苦労をいたわり、感謝の気持ちを伝える日です。この日は家事を手伝う、プレゼントを贈るなどしてお祝いしましょう。また、お花を贈る場合は、「白いカーネーション」が一般的ですが、最近ではバラやガーベラなど、この時期に咲く美しい花を贈る人もいるそうです。 - 9月
- 敬老の日
老人の長寿を祝い、敬う日です。もともと「としよりの日」という名前でしたが、それではあんまりだ、ということから「老人を敬う日」として、敬老の日に改正されたそうです。この日のお祝いに関しては決まったお祝いの仕方はありませんが、誕生日パーティーのようにご馳走をつくったり、家族でお祝いをすれば、おじいちゃんもおばあちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。 - 11月
- 七五三
子どもが数え年で三歳(女子のみ)、五歳(男子のみ)、七歳(男女共通)を迎えたときにするお祝い。子どもは晴れ着を着て、神社にお参りをします。これによってこどもの成長を祝い、今後の幸福と長寿を祈ります。この日によく食べられる千歳飴(ちとせあめ)には、長生きができますように、という願いが込められています。基本的には11月15日に行いますが、それに前後した土日・休日にお祝いをしてもかまいません。 - 12月
- 大晦日
今年一年を振り返る日です。これまでの出来事を整理・清算し、元旦に向けて備える日でもあります。 この日は大掃除をして家の汚れと邪気を払い、年越しそばを食べて今後の長寿と健康を祈ります。 ちなみに、年越しそばには長寿を願うという説のほかに、「おそばは切れやすいので、今年一年で起こった苦労や嫌なことを断ち切る」という説もあるそうです。また、おそばは翌年に持ち越さず大晦日のうちに食べてしまわないと、金運が舞い込まないといういわれもあるそうです。



